1、人間はそもそも何のために眼を使ってたかを考えてみましょう。
1万年前の人類のことを考えてみてください。人類は、食物を獲る、外敵から身を守る、コミニュケーションをとる、などを主に眼を使っていました。この使い方は人類が誕生して何十万年、何百万年も前から大きくは変わってません。しかし脳の発達とともに会話ができるようになり、文字が発明され、眼の使い方が大きく変わり始めました。
2、現代社会の眼の使い方を考えてみましょう。
〈眼と身体の感覚に向き合いながら次の文章を読んでみてください。〉
文字を読むということは、「気持ちを対象物に向け」「両眼のピントを合わせ、視線を向ける(寄り眼)」「頭の中で文字を音声に変えて理解しようと脳を働かす」複雑な作業を同時に行ってるのです。
「両眼のピントを合わせ、視線を向ける(寄り眼)」機能を使いすぎると左右の眼球にストレスが加わり変形し近視や乱視を作ります。
さらに寄り眼のスイッチが入ると人間の体の構造上「眼球の筋肉」「後頭部の筋肉」「首・肩・背中の筋肉」を同時に使ってしまうのです。
そのためパソコン・スマートフォン・読書・手芸・デスクワークなどの近方作業をすると「疲れ目」「首・肩・背中のコリ」「頭痛」「イライラ」「眼痛」などなどいろんな症状が起こると考えられるのです。
その他、この機能に問題があると「長時間、近方作業ができない」「疲れやすい」「やる気がなくなる」などの原因にもなります。
これらのことから、見るということは心と身体と密接に関係していると考えられます。
3、解決方法を考えてみましょう。
メガネのフジオカでは、一般的なピントを合わせる検査+両眼視機能検査を取り入れた眼・心・体・統合検査法により、一人ひとり違う「見方のクセ」「眼と体のつながり」を知っていただくことができます。これらのデーターをもとにご自身の眼と体の使い方の状況説明、改善の提案、などをさせていただき快適で楽に心地よく見えるメガネ、体を守るメガネを作成させていただきます。